つるしん
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  鶴橋商店街は、戦後鶴橋駅周辺に約3000人の露天商が集まり自然発生した「闇市」を起源に発祥しました。混乱の時代を生き抜くため、お互いに助け合い、親睦を図りながら組織の基盤を作り、昭和22年、5カ国※の方々の参加により、300店舗・会員数1200人の任意団体として「〜どこよりも安く何でも揃う〜鶴橋国際商店街連盟」が結成されました。

 JR環状線・近畿日本鉄道・大阪市バス・地下鉄と交通機関が集中し、1日の乗降客は60万人を数え、立地条件に恵まれた庶民に愛される人情のある街、また「国際都市大阪」に相応しい国際色豊かな商店街として順調に発展し、昭和42年、180店舗加入の法人「鶴橋商店街振興組合」を設立しました。

 時代の流れと共に、横引幕式アーケード、防災設備、上下水道・ガス等も順次整備され、平成になってからはカラー舗装、防犯カメラ設備の導入等々、先代が築いた街を二代目・三代目の若手店主が引き継ぎ、情熱を持って近代化、活性化に取り組み、現在に至っております。

 最近はアジアンブームの中、連日TV・マスコミの取材が訪れ全国的な注目を浴びると共に、若い世代の来街者も増え、ガイドブック片手に観光名所として訪れる方々も目立ち、一層の賑わいを見せています。

日本、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、中華民国、中華人民共和国





「ニッポン猪飼野ものがたり」

上田正昭【監修】猪飼野の歴史と文化を考える会【編集】
新刊 2011.2.25批評社刊 A5判 367頁 ¥2,940

(内容)
・巻頭エッセイ(猪飼野?なくてもある町。そのままのままでなくなっている町;
猪飼野「鶴の橋」・夢幻ロマンほか)
・総論(猪飼野とは?本書の目論見;
わたしの「猪飼野著名人番付」ほか)
・猪飼野のはじまり(猪飼野をめぐる考古学?越境する人々の源流をさぐる;
「日向髪長媛」と「猪甘(飼)津」 ほか)
・猪飼野の原風景(中世の猪飼野;平野川と柏原船ほか)
・ニッポン猪飼野のなりたち(新平野川開削と耕地整理;
済州島から猪飼野へ?聞き取り渡日女性の人生ほか)
・猪飼野の戦後(鶴橋?闇市から商店街へ;猪飼野ヘップサンダル小史ほか)
・コリアンタウン猪飼野(朝鮮市場からコリアタウンへ;
コリアタウン吟遊ほか)
遠方から見える方に混同されている場合が多いのですが,いわゆる「コリアタウン」を自称している商店街は,生野区の御幸森神社近辺にあります.鶴橋商店街とその近隣地区も扱う商品から,「コリアタウン」と来街者から称されたりしますが,自ら名乗っている訳ではありませんので,お間違えなきよう.この本はその「コリアタウン」にまつわる歴史・物語をまとめたものです.「大阪『鶴橋』物語」の藤田綾子さんの寄稿があります.


「キムチの文化史―朝鮮半島のキムチ・日本のキムチ」  佐々木道雄著
2009.9.25. 福村出版刊 A5判 382頁 ¥6,300(税込)
(目次)
第1章 キムチ入門
第2章 朝鮮半島のキムチ
   1 キムチの歴史
   2 キムジャン考
   3 漬物の普及-日本の場合-
   4 キムチの普及
   5 漬物とキムチの分類
   6 代表的なキムチの歴史
   7 各地のキムチ
第3章 日本のキムチ
   1 朝鮮料理と日本人の評価
   2 日本のキムチ史
   3 キムチの名称
   4 キムチブームの分析
第4章 キムチ余話
著者の佐々木氏は1947年岩手県生れ,山形大学卒の朝鮮半島と日本の食文化の研究家.これまで「焼肉の文化史」など関連書を世に問われています.この本はキムチの歴史をダイナミックに,キムチの特徴を明確に浮かび上がらせた著者自身の20年に及ぶ研究の集大成とも言える労作で,第一級のキムチ研究書です.Amazonなどで入手できるようです.


「大阪『鶴橋』物語―ごった煮商店街の戦後史」  藤田綾子著 
 2005.12.5.現代書館刊 B6判 203頁 ¥1,890 (税込)
(内容)
 鶴橋の旨味が全部味わえる。
 稀有な歴史と多様な文化が交流し、人情あふれる街が生まれた。
“商店街の元気”を描く。
 (目次)
 第1章 建物疎開が残した「傷跡」
 第2章 鶴橋闇市
 第3章 商店街のあけぼの
 第4章 鶴橋へ行けばなんでも揃う
 第5章 幻の再開発計画
 第6章 コリアンフードタウン
 終章 衰退とのたたかい

鶴橋商店街の成り立ちから現在まで,丹念な取材でまとめられた本.
鶴橋の疑問が氷解する紹介本として,おすすめできる一冊です.


「残影―闇市跡から・鶴橋」  (写真)牧田清 (文)土井聡夫
 2001.9. アットワークス刊 A5判 80頁 ¥1,575 (税込)
(内容)
戦後は、闇市から始まった。
かつて「国際マーケット」と呼ばれた大阪・鶴橋商店街。
戦後まもなくから、朝鮮半島・中国大陸・台湾出身者と日本人によって
形成された闇市が、その当時の面影と歴史を残しながら今も生き生きと
息づいている。
本書は、写真家・牧田清が、商店街で商い暮らす人々の息づかいを
カメラでとらえた作品である。

鶴橋商店街の日常を捕らえたモノクロ写真集.
店主さん方が記念撮影風に撮られているのもご愛嬌.


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